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事業報告
2019年11月07日 シリーズ、学び会う Vol.3 経営者としての自分の壁を打ち破る「右脳思考と左脳思考」
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令和元年度 第3回定例会 事業報告

令和元年11月7日、We’sの年間テーマ「学び会う~変化をチャンスに~」のもと開催してきた定例会の第3弾は「変化をチャンスに」ということで「経営者としての自分の壁を打ち破る『右脳思考と左脳思考』」についての内容で開催し、会員10名にご参加いただきました。

ビジネスの場において、新規のプロジェクトを進めたり、問題解決が必要となった時に、左脳思考、いわゆるロジカルシンキングを行うことが必要となりますが、取引先や従業員、ビジネスパートナーを動かすためにも、今度は人の心を動かすための右脳思考が重要となってくるのではないでしょうか。また、潜在的にもつ自身の思考法はビジネス上にどのような影響を与え、どのようにコントロールしているのか。経営者としての自身の目指すところについて今一度振り返ってみました。

【第1部“利き脳”~思考の特性・クセは?(テスト)】
 ハーマンモデル理論に基づいたテストを行い、自身の潜在的な思考法について分析していただきました。
【第2部ビジネスにおける右脳・左脳の活用(講義)】
 ビジネスにおいては右脳思考と左脳思考を交互に活用することで問題解決を進めていくべきであるという前提をビジネススクール講師の理論に基づき解説しました。
ビジネスの場における自身の右脳思考と左脳思考について整理をしていただき、どのように思考法を使い分けているかということについて分析していただきました。
【第3部右脳思考・左脳思考活用法(ディスカッション)】
  第1部、第2部の結果をもとに、4つのクエスチョンに答える形でグループごとに自身のケースについて語っていただき、ビジネスに必要な思考法とはどのようなものかをディスカッションしていただきました。

 ハーマンモデルのテストからも、潜在的にもつ思考法というのは各々全く異なることが判明しましたが、「コミュニケーションの重要性」「異業種・思考の異なる人たちとの交流の重要性」「自分らしさを貫くところと貫かないところ」などの考えについては参加者の中で概ね考え方が一致しており、ビジネス上重要視している思考法というのは潜在的な思考のクセとは別に皆それぞれが同じような方向性でコントロールして使い分けていることがよく分かりました。

 ハーマンモデルの結果をそれぞれ発表したことで会員同士で意外な一面が見えた場面もあり、会員間の交流にもつながったかと思います。また、第3部ディスカッションでは実体験に基づいた意見も多く出たり、AIの時代に思考法を使い分けることができる人間の強みを活かした仕事をすべきなど発展性のある議論の場となりました。

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